ジュビリーエース(Jubilee Ace)について
※受任後に訴訟を提起するか、示談交渉を行うか等、案件の処理方針については受任弁譲土との協議により決定します。
理論的にはノーリスクのアービトラージのシステムをマルチ商法で販売について
仮想通貨のアービトラージ(裁定取引=各取引所の価格差などを利用し、割安で買い割高で売ること)を自動化するシステム「AQUA」の利用権を販売していたジュビリーエース。
24時間世界中を監視し、絶対に得する取引だけを見付け出して自動投資するので、取引方法としては理論上はノーリスクのはずの手法でしたが、紹介料がありマルチ商法の側面が強かったことから、実際に儲かった人はごく一部と言われています。
また運営会社は英国領ヴァージン諸島・中国の深圳・マルタに所在との情報が出ていますが、実態は不明。「ボビー」というシンガポール男性が創業者としてフロントに立っていましたが、少なくとも日本では玉井暁氏が主体となって事業を進めていたと見られています。
子会社「アクアラブス(AQUA Labs)」で独自の仮想通貨「アクアナイト(AQN)」を発行したり、商品先物のアービトラージである「ジェンコ(JENCO)」という商品やウェブサービスを通じて投資する「GTR(Globalytics Tech Research)」という商品など、次々と行き詰っては目先を変えて投資家を募っており、ポンジ・スキームとの疑いも持たれています。
補足金融商品取引法違反で玉井暁容疑者逮捕、しかし事態は社会問題に発展の兆し
2020年7月に高額出金を制限、9月には出金自体が停止されており、11月にはすべての業務を停止するとの発表。後に「アクアナイト」での出金のみ再開しますが、アクアナイトの価格は100分の1以下まで下落、現在ではほぼ取引不能の状態と言われています。
2021年11月には、玉井暁以下7人が逮捕されていますが、罪状は詐欺罪ではなく無登録営業の「金融商品取引法違反」。
知識の乏しい若者を狙い、消費者金融での借り入れを強く勧めて入金させるなど、紹介料目当ての末端での勧誘に関しても問題視されています。150万円の借金を背負った22歳女性が、返金要求を受け入れてもらえず自殺してしまった事件も報じられているだけに、捜査の手がどこまで伸びるか注目されています。
許せません 2023-04-25 14:08:05
知識のない我々若い世代を狙って勧誘していたとのニュースも見て、
そんな人たちの餌食となって絶望させられてしまったのかと、想像するだけで胸が痛くなります
私は直接被害とは関係ありませんが、しっかり裁かれて、被害者への弁済もはたして欲しいです
被害にあった皆さんが救われますように
また、消費者金融からの借金は、彼女のように一人で抱え込まず、弁護士に相談してくださいますように