2024年8月26日23時03分付け 「CBCnews」記事が公開されました。

特殊詐欺の受け子として、中学生が逮捕されたニュース。
過去にも何度となく、詐欺の末端としての未成年者の逮捕は報じられていますが、
明らかに「捕まった場合は切り捨てる」要員として、低額の報酬で都合よく使われています。

単純に騙されいたり脅されて強要されたりと、被害者の側面もある「受け子」での逮捕ですが、
当然、犯罪者として裁かれるのは逃れられません。
この件では記事を見る限りは「お金欲しさ」に、犯罪だと分かって加担している模様で、
だとすればあまりに浅慮で軽率だと言わざるを得ません。

特殊詐欺の「受け子」は、唯一被害者と会うので、当然捕まる可能性は最も高い役割ですが、
報酬は安く、まったくリスクとリターンが見合わない犯罪行為です。
首謀者の存在が立証されなければ、数万円の報酬のために、数百万円の詐欺被害の責任を取らなければいけない可能性もあります。

もちろん詐欺犯罪自体が絶対にダメな行為ですが、「受け子」は被害者も自分も不幸にする、極めて損で悪辣な役割。
バイトという軽い気持ちでやってしまうと、当人の罪の意識の何百倍もの不幸を自分にも呼び込んでしまうので、
詐欺に関わるのは絶対に止めましょう。

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15歳の中学生を逮捕 “弁護士の息子”になりすまし…名古屋の81歳男性から現金だまし取ろうとした疑い 「金欲しさからやった」

弁護士の息子になりすまして、名古屋市の81歳の男性から現金をだまし取ろうとした疑いで、15歳の中学生が逮捕されました。

逮捕されたのは、自称・埼玉県に住む15歳の中学生です。

警察によりますと、中学生は26日午後、「弁護士の息子」になりすまして名古屋市西区の81歳の男性から現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いが持たれています。

男性はオレオレ詐欺で今月21日から23日にかけて4回にわたって560万円をだまし取られる被害にあい、警察に相談していました。

その後、男性の息子を名乗る犯人から「現金が至急必要なので、代わりに行く弁護士の息子に現金300万円を渡してほしい」などとウソの電話があり、警察官が犯人に指示された場所を警戒していたところ中学生が現れたということです。

中学生は容疑を認め、「金欲しさからやった」などと話しているということで、警察が共犯者や余罪の洗い出しを進めています。
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記事リンク(引用元・画像あり)はこちら→https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1382176