2024年6月4日13時46分付け「TBS NEWS DIG／BSN」記事が公開されました。
昨今すっかり主流になってきた「投資詐欺とロマンス詐欺のハイブリッド」詐欺。
携帯電話のSMSで無差別にメッセージを送り、そこからLINEなどに誘導するパターンや、
最初からLINEなどで無差別に友だち登録をしてメッセージを送るパターン、
またFacebookやX(旧Twitter)などで見ず知らずの人にメッセージを送るパターンなどがあります。
この記事は男性が女性を名乗る相手に騙された内容ですが、
以下のリンクには女性が男性相手に騙されるニュースが報じられています。
女性がFX投資勧められ1030万円だまし取られる SNSで知り合いグループも紹介(MTV三重テレビ放送)
いずれにしても、偶然繋がっただけの相手と途端に恋愛になる、一緒に投資する話になる、
場合によっては結婚資金を貯める話になるなどは、基本的にあり得ません。
特に直接会ったことがない人から聞く「儲け話」は、100％詐欺だと思いましょう。
もちろん会ったことない人と恋愛関係になる可能性はゼロとは言いませんが、
素性も分からない・会ったこともない相手から、お金を振り込めという状況になるのは絶対に従ってはいけません。
また金融商品を勧誘する、代理で購入するなどには金融業者の登録が必要となるので、
投資のお金を振り込む際には、登録がある金融業者の口座以外はあり得ません。
仮に相手を信用していたとしても、少なくとも振込先の口座やそれを管理している金融業者の名称や所在地・連絡先など、
お金を振り込む際には必ず確認するようにしましょう。
思わぬところから綻びが見えて、詐欺であることが分かるかもしれません。
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SNS型ロマンス詐欺で4000万円超の被害 利益引き出そうとしたら”15万ドル”請求され詐欺に気付く
新潟県上越市に住む30代の男性が、SNS型ロマンス詐欺で4000万円超をだまし取られたとして、警察に被害を届け出ました。
警察によりますと、男性は、去年12月中旬中旬ごろ、携帯電話のショートメッセージで、女性を名乗る人物と知り合い、2週間ほどSNSでやり取りを重ねました。その後、女性から「私の会社が仮想通貨のトレードで多くの利益を得ている。一緒に投資をしよう」と誘われたということです。
男性はこの言葉を信じ、言われるがままに、今年1月初旬ごろから3月下旬ごろまでの間、19回にわたり、指定された口座に現金合計約3800万円を振り込んだり、暗号資産（時価合計約240万円分）を指定された先に送ったりして、だまし取られたということです。女性を名乗る人物とはSNSでのやり取りだけで、音声通話をしたことはありませんでした。
男性が投資の利益を出金しようとしたところ、″15万ドル（＝約2340万円）”という多額の費用を請求されたため不審に思い、知人らに相談して被害に気がつきました。
男性は一度だけ”利益”として８万円を受け取っていたということですが、警察は信用させるための手口だったとみています。
警察はSNS型のロマンス詐欺事件として調べています。
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記事リンク(引用元、画像あり)はこちら→https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/1210131
