2023年8月13日9時20分付け 「FNNプライムオンライン／uhb北海道文化放送」の記事が公開されました。

SNSやオープンチャット、直接のメールやSMS、そしてマッチングアプリでのメッセージ。
詐欺犯が投資詐欺へ勧誘する際は「文章」で行うのが常套手段ですが、
近年はそこに「動画」の要素も加わって来ています。

今回報じられている詐欺事件も、
「顔出しで投資実績を公開しているのだから、信頼できるだろう」と思わせて、
その信頼を裏切って大金を詐取しています。

今や顔を出して投資詐欺に近いことを続ける人もいるようですし、
また顔を出している投資家と、それを利用して詐欺を働いている組織が別々の可能性もあります。
あらゆるパターンで「動画で顔出ししていても平気で詐欺を働く」ことがありますので、
「顔出し」を根拠に信頼するのはやめましょう。

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“投資を希望した男性”…2400万円詐取される “投資家を名乗る男”の動画を見てSNSで知り合い指定された口座に入金　

　北海道釧路市に住む会社役員の60代男性が、投資家を名乗る男にあわせて約2400万円をだまし取られました。

　2023年６月、男性がインターネットで投資家を名乗る男の動画を見たことをきっかけに、男性はフェイスブックで男と知り合いました。男の動画は、投資で多額のもうけを出すというものでした。

　男性は男に投資を希望する旨連絡すると、男は投資サイトを紹介。

　男性は６月９日以降、20回以上に渡ってあわせて約2400万円を指定された口座に入金しました。

　しかし、８月11日に突然「口座を凍結されました。解除するために約675万円を振り込んで欲しい」との連絡があり、不審に思った男性が翌日、警察署を訪ね、詐欺事件であることが発覚しました。

　男性は「入金した金額は投資サイトでドル換算された金額で反映される」と説明を受けていましたが、男から指定された口座は複数の人物名の口座だったということです。

　警察は「SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談してください」と、警察の相談専用電話「#9110」に連絡するよう注意を呼びかけています。
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記事リンク(引用元・画像あり)はこちら→https://www.fnn.jp/articles/-/571090