SNSを通じて知った副業サイトに登録、その結果得られた報酬を受け取るためとして、
お金を騙し取られてしまった、という事件です。
極めて典型的な副業詐欺の被害。
なぜ「お金を得るため」の副業サイトで、
しかも「報酬を得るため」にお金を騙し取られてしまうのか。
一見とても不思議な状況ですが、しかし巧妙な誘導で
「この障害をクリアすれば大きな報酬を得られる」と思い込ませるのが詐欺犯の常套手段です。
このような「副業詐欺」と呼ばれる詐欺の手口には、
・SNSを通じて誘われる
・技術や資格を必要としないのに、高額な報酬を提示される
・報酬を受け取るため/仕事をするために、こちらが費用を払うように要求される
というような共通点があります。・技術や資格を必要としないのに、高額な報酬を提示される
・報酬を受け取るため/仕事をするために、こちらが費用を払うように要求される
「働き方改革」で政府も副業を推進している今の社会ですが、それに付け込んで罠を張っているのが詐欺犯です。
副業にせよ本業にせよ、仕事を始める前には、報酬を貰う相手の会社の登記や事務所について確認しましょう。
所在地や連絡先を教えられない、連絡先はSNSだけ、というような会社の仕事は、
税務上も受けるべきではありませんし、詐欺である可能性が格段に高くなります。
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報酬支払うと告げられ…架空請求詐欺で小城市の20代女性が40万円被害 コンビニで店員が通報
小城署は15日、小城市の20代女性が電子ギフト券約40万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表した。同署によると7月9日、女性はSNS(交流サイト)を通じて副業サイトに登録。サポートセンターをかたる送信者から報酬を支払うと告げられ、電子ギフト券を購入してコード番号を伝えた。登録費や利用費名目で請求された計7回分39万5千円分をだまし取られた。コンビニで店員が声を掛けて通報し、詐欺が発覚した。
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記事リンク(引用元・画像あり)はこちら→https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1091766