2023年08月21日20時03分付け 「ミヤギテレビ」記事が公開されました。

「警察官が現金を預かる」という詐欺のニュースです。
まずすべての人に伝えたいのは、
「警察官が、裁判所の令状や預かり証などもなく、電話の通達だけで現金を預かることはない」ということ。
それを踏まえると、このような詐欺電話は簡単に「不審な電話」と分かりますが、
普通の状況だと、警察官に不安にされたうえで、救ってくれるような言葉を投げ掛けられると、
どうしても相手の言いなりになってしまうと思われます。

電話の対応もどんどん巧妙になってますので、
とにかく原則論で対抗しましょう。
警察官が電話で現金を預かるように指示するのはすべて詐欺ですので、
この原則を自分でも認識し、家族や知人にも周知していってください。

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「家のお金がニセモノの可能性がある」１０００万円被害　警察官を名乗る特殊詐欺事件＜仙台市＞

１０００万円の特殊詐欺被害に遭ったのは、仙台市宮城野区の女性（８０代）。

警察によると、被害者の女性の元に２１日午前、仙台東警察署の警察官を名乗る男の声で「銀行や郵便局にお金を預けている人の中で個人情報が漏れている」「家にある１万円札の番号を教えてください」などと複数回電話があった。

女性が１万円札の番号を教えると、電話口の男は「この番号は完全に引っかかってますね」「犯人が女性の自宅からお金を持ち出し、ニセサツにすり変えた可能性がある」などと話し、警察官が家に行くと伝えられたという。
そして、間もなく訪れた警察官を名乗る男に対し、女性は話を信じ、家にあった現金１０００万円を渡したという。

その後、女性が仙台東警察署に確認の電話をしたところ、詐欺被害にあっていることが発覚した。

警察は「不審な電話が来たら警察に相談して欲しい」と呼び掛けている。
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記事リンク(引用元・画像あり)はこちら→https://www.mmt-tv.co.jp/nnn/news105s29r85fwzfcbeoj6.html