2023年09月05日08時45分付け 「福島民友新聞」記事が公開されました。

実際は上々予定がないのにあるように見せ掛け、
自分が関わる会社の未公開株の権利を購入できると持ち掛けた詐欺の記事です。

よくある詐欺としては、発行会社と無関係で、かつ証券業の免許もない人や会社が勝手に販売して、
お金を持ち逃げして姿を消してしまうパターンが多く報じられていますが、
この記事のニュースでは、実際に会社の顧問を務めていた人が詐欺を企て、結果的に逮捕されています。

複数の会社関係者に事前に確認するなどが必要でしょうが、
持ち掛けてきた相手を信用している場合、このパターンの詐欺を見抜くのはなかなか難しいと思われます。
この事件は特殊なパターンとして、我々一般市民が気を付けておくべきこととしては、
まずは大前提として、未公開株の勧誘・販売などを行えるのは、
その株の発行会社自身か、免許登録を受けている証券会社のみということ。

【金融庁HP】未公開株購入の勧誘にご注意！～一般投資家への注意喚起～

※上記もご参照ください

株の発行会社と関係ない人の勧誘であれば、会社として証券業の登録を受けていることの確認は必須です。
そもそも確実な儲け話であれば他人に話す必要はなく、
わざわざ持ち掛けて来る理由は、リスクがあるか噓があるか、ということになります。

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8000万円詐取疑いで48歳男逮捕　郡山署、株購入を持ちかける

　株式購入代金などを名目に男性から現金計８０００万円をだまし取ったとして、郡山署は４日午前１０時半ごろ、詐欺の疑いで東京都中央区、自称不動産業の男（４８）を逮捕した。

　逮捕容疑は２０１７年７月ごろ～９月ごろに、男が顧問を務めていた都内の会社が株式上場する予定がないにもかかわらず、うそをつき須賀川市の男性に会社の株式購入代金として計３０００万円を振り込ませた疑い。また、会社が増資した事実などがないにもかかわらず、虚偽の書面を男性に示すなどしてだまし、１８年６月に５０００万円を振り込ませた疑い。同署は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

　同署によると、男が顧問を務めていた会社は再生可能エネルギーを利用した発電機械器具などを開発、販売し、男性とは仕事を通じて知り合ったという。男性が５０００万円を振り込んだ後に男と連絡がつかなくなり、被害が発覚した。
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