1000万円以上だまし取られたのに「あの人はいい人だった」と語る父…巧妙すぎる「詐欺の最新手口」(現代ビジネス)

 2024年4月22日
2024年4月21日7時33分付け 「現代ビジネス」記事が公開されました。

あの手この手で大切な財産を奪っていく詐欺師たち。
詐欺師が逮捕されても、一度奪われたお金は取り戻すのが難しいという事実があります。

もちろん悪いのは詐欺師ですが、しかしやはりしっかり自衛するのも大切です。
この記事では、不用品回収詐欺・訪問点検詐欺・見守りサポート詐欺、
さらに相続乗っ取り詐欺・AI音声詐欺・「あなた狙われています」詐欺など、
あらゆる詐欺について手口を紹介しています。

そもそも、どんなに便利な商品やサービスであっても、
「初めて会った人にお金を払う」「電話の指示だけでお金を払う」というのは、
極めて詐欺の可能性が高い
と覚えておきましょう。
また少しでも疑問に思ったら、「本社の住所と電話番号が書いてある正式な名刺と請求書をください」と伝えて、
その場でスマホで検索する、マップで住所を見る、電話番号に電話する
など、
最低限の事実確認を行ってください。
それだけで相手が逃げて行く場合もあります。
相手が勝手に敷地内に入って来て出て行かない場合は、すぐに警察に電話しましょう。

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新生活が始まる春は詐欺師にとって絶好の書き入れ時。奴らはあなたを陥れるために綿密な下調べをし、ありとあらゆる手口を使ってカネをだまし取ろうとする。巧妙すぎる最新手口を紹介しよう。
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◆詐欺被害件数が過去最多に

 埼玉県に住む柏木美奈子さん(仮名・75歳)のもとに、こんな電話がかかってきたのは今年4月上旬のことだった。

 「なんでも買い取ります。運び出しも行います」

 昨年末に夫を亡くし、書斎にあった本棚と大量の本を処分しなくてはと考えていた柏木さんは、渡りに船だと思った。しかしこれは典型的な不用品回収詐欺の手口。柏木さんは事前に聞いていた説明とはまったく異なる法外な金額を請求されることになった。

 「電話から2日後、2人組の『業者』がやってきて、本をダンボールに詰め、本棚も外へ運び出してくれました。問題はここからです。出張料と運び出し料として20万円を請求してきたのです。納得できず問い詰めたら、『これはもろもろの手数料から買い取り代金を差し引いた金額です。支払いを拒否するのであれば、外に出した荷物はこのままにしておくしかない』と言われました。ご近所さんに迷惑をかけるわけにもいかず、おカネを払うしかありませんでした」

 いま、日本全国で詐欺による被害が急増している。警察庁によると、オレオレ詐欺に代表される特殊詐欺(電話をかけるなどして対面することなく信頼させてカネをだまし取る詐欺)の'23年の認知件数は1万9033件で、過去15年で最多。電話による詐欺だけではなく、堂々と詐欺師が家を訪ねてきてカネをだまし取る詐欺も激増しているのだ。

 年度が移るとともにライフスタイルの変化を考える人が多い春は、とくに詐欺の多い季節だ。騙されないために最新手口とその対策を紹介しよう。

◆春に急増する訪問点検詐欺

 訪問点検詐欺も春に急増する。多くが水道点検やWifi設備に関するもので、有名企業の下請けだと偽り、「あなたのお住まいの地域が、最新設備に乗り替えられるようになった」と言って家に上がり込んでくる。

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記事リンク(引用元・画像あり)はこちら→https://gendai.media/articles/-/127787
 
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弁護士三崎 恒夫
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