【メディア情報】〈DM入手〉ブランド品で「半年で12%の利益」エンリケに今度は出資法違反の疑いと返金トラブル(文春オンライン)

 2022年9月28日
〈DM入手〉ブランド品で「半年で12%の利益」エンリケに今度は出資法違反の疑いと返金トラブル:文春オンライン
2022年09月07日付け 記事が公開されています。

各メディアで既に何度もトラブルが報じられている、元カリスマキャバ嬢「エンリケ」氏(34)。
2022年1月には、彼女が経営する会社「エンリケ空間」が運営する「セルフエステ エンリケ」フランチャイズ事業が、加盟店の元オーナー6人に集団訴訟を起こされています。
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8月には同社が経営するシャンパンサロンで泥酔者を放置して死亡するという事故(保護責任者遺棄事件の可能性の報道もあり)も起きていますが、9月にはさらに同社が投資詐欺を行ったのではないかというトラブルが報じられました。

「出資者に送金させたお金でブランド品を購入し、それを転売して12%の利益を上乗せして返金する」という「買取事業」で、複数の出資者に対して約束した返金が滞っている、とのこと。
これがそもそも元本保証で出資を促す「出資法違反」ではないか、あるいは本当にブランド品を購入していなければ単純に「詐欺」ではないか、と指摘を受けています。
これまでの「エンリケ」氏絡みの事件で必ず黒幕として登場している夫のS氏が、今回の買い取り事業ではSNSで表立って集客しており、この夫婦の関係性も含め、今後の報道に注目が集まります。

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〈DM入手〉ブランド品で「半年で12%の利益」エンリケに今度は出資法違反の疑いと返金トラブル

「日本一のキャバ嬢」の異名を持つエンリケこと佐野理恵氏(34)が経営する株式会社「エンリケ空間」の買取事業に、出資法違反の疑いがあることが、「週刊文春」の取材で分かった。

事業の実態を、神奈川県在住の30代主婦・Yさんはこう証言する。
「私は同世代のエンリケに魅力を感じて、彼女の夫のインスタもフォローしていました。彼が『買取パートナー』を募集していたので、興味を持ったんです」

お金を振り込めば半年で12%もの利益がついて返金

Yさんがエンリケの夫にダイレクトメールを送ると〈買取パートナーは凄くシンプルで結論から言うとエンリケ空間に買取資金を振り込んでもらったら6ヶ月後に12%の利益を上乗せしてお支払いします〉と返答があった。

株式会社「エンリケ空間」は、シャンパンバーを経営したり、セルフエステ店とフランチャイズ契約を結ぶなど、幅広く事業を展開しているが、そのうちのひとつがこの「買取パートナー」だ。契約者のお金でブランド品を購入し、それをエンリケ空間が買い取る方式。契約者との間で実際の物品のやりとりは発生せず、お金を振り込めば、たった半年で12%もの利益がついて返金されるというのだ。

「エンリケの夫から、エンリケ空間が運営する『エンリケ買取空間』に誘導され、担当者とラインでやり取りを始めました。最低10万円からだったので、今年2月に10万円を『エンリケ空間』の口座に振り込みました。自宅に『商品売買契約書』が届き、そこには『転売代金』として11万2千円が8月に振り込まれると記載されていました」(Yさん)

ところがその期日が過ぎても、お金が振り込まれない。エンリケ空間に連絡すると担当者が「大口の取引先の会社社長が亡くなった関係で入金がない。いつ返せるかわからない」と応じ、9月に入った現在も、入金の目途は立っていないという。

関西在住の30代女性・Mさんも、同じ流れで契約を結び、お金が戻ってきていないと嘆く。最初に400万円を振り込んだところ、その後も、次々とラインで投資の提案が来たという。〈今回に限り通常から4%上乗せした金額でのご案内です! 5/9までの着金→8/15に10%上乗せした金額をお振込とさせていただきます〉。Mさんは、さらに70万円を振り込み、総額は470万円に及ぶが、こちらも期日を過ぎても支払いがない。

出資法違反、詐欺罪になる可能性も。エンリケの回答は…

投資トラブルに詳しい杉山雅浩弁護士が指摘する。
「不特定多数に対し、実質的に元本保証をし、買戻しの約束をしていたとすれば、出資法違反(預り金の禁止)の可能性が高い。この場合、3年以下の懲役、300万円以下の罰金です。また、実際にブランド品の売買がされていなければ詐欺罪に問われ、10年以下の懲役となります」

エンリケはどう答えるのか。質問状を送ると、12%上乗せした価格で商品を買い取る案内を出したことや、返金できておらずトラブルになっていることを認めた。出資法違反との指摘については、「対象者との契約はあくまで売買であり、当社としては売買代金の支払い義務を負っており、その支払い義務の履行自体は法律及び契約上当然行わなければならない趣旨を説明しているに過ぎず、出資法で禁止されている元本保証には当たらないと認識しております」と回答した。

エンリケが経営する東京・銀座のシャンパンバーでは、6月末に“飲み要員”として手伝いに来た男性が、酔った後に更衣室に長時間放置され、死亡していたことを「週刊文春」が先月報じている。目下、警視庁が保護責任者遺棄容疑で捜査を続けており、その行方が注目されている。

9月7日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および9月8日(木)発売の「週刊文春」では、期日までの支払いがなく被害を訴える人たちの肉声、エンリケ側とのやり取りをさらに詳しく報じている。
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記事リンク(引用元・DM画像や他記事リンクあり)はこちら→https://bunshun.jp/articles/-/57238
 
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弁護士三崎 恒夫
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